町田の母 セレーネです
私は25、6年前北区王子に住んでいました。
当時ちょうど息子を出産し、前後4年くらい住んでいたでしょうか。
王子には『王子の狐」で有名な王子稲荷神社もあります。
息子の子育て中、自宅からすぐ近くの王子神社によくお散歩に行きました。
その頃、王子神社はとっても私のお気に入りの場所だったのです。
交通量の多い道路沿いにありながらも、そこだけは静かで、広くて、
ピーンと張り詰めた空気感にいつも癒されていたような気がします。
ホントに好きだったんです。
神社といえば王子神社がいつも頭の片隅にあります。
今の私になる前は、神社仏閣に観光気分で行く程度で、由緒やいわれ、どのような神様が祭られているかあまり興味がありませんでした。
で、今改めて検索してみたら、とても失礼な言い方ですが、とっても由緒ある神社でした。
毎回後でびっくりするのですが、王子神社もそうでした。
『子育て大願』だったんです。
徳川三代目家光公、幼名を竹千代といいますが、乳母の春日局が病弱だった竹千代が健康に育つように祈願した神社です。
ほんの少しのいろいろはありましたが、息子がおおむね元気に育ったのは、王子神社のおかげかもしれません。
息子には私と違った不思議な能力がありますが、私たち母子のために王子神社様が呼んでくださったような気がします。
実は、息子を授かる前に王子に転居したのですが、なかなか子供を授からなかったものですから、王子の自宅から駅に向かう間にある子育て地蔵さんに、通るたびにご挨拶していました。
子育て地蔵さんと王子神社、そしてそれらがある北区はとても思い出深い場所の一つです。